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ブログ つぶやき: 2011年3月アーカイブ

お水について

放射能汚染でワンちゃん猫ちゃんたちの飲み水について気にかけている飼い主様が多いようです。

今のところ普段どおり水道水で大丈夫でしょう。

気になる方は、きれいに洗ったペットボトルに水道水を汲んで何日か冷蔵庫で保存した後にお使いになられたらよいでしょう。

院長は汲んで置いたお水は、逆になんとなく気持ち悪くて使いませんが。

マリーナでは今現在は通常通り水道から直のお水を与えています。

獣医師会のほうからも何も通達はないそうです。

人間用のペットボトル水の場合には、硬水は使わないでくださいね。

 

flair昨日お一人の患者様がお仕事で福島・宮城の視察から帰宅されました。報道で私たちが毎日見ている状況は、被災地でもいいところしか流れていないそうです。実際行ってみたら、言葉を失うほど悲惨だそうです。そこらじゅう、棒でご遺体の捜索が続いていると。原発の周囲で働いている方々は、トイレもなく、こっちは小・あっちは大と場所を分けた使い方をされているとか。船橋は停電や食品の品薄はまだありますが、普通に生活ができていて幸せです。普段は贅沢してるんだな・・・物の貴重さがあらためてわかった気がします。


避難者からの・・・

3月18日 マリーナに、ある電話が入った。福島から避難された飼い主様からだった。

 

3月11日 

午前中にお散歩を終えいつもと変わらず犬を庭にリードで繋ぎ、水とフードを置いて出かけられた。

その後大地震が・・・。

原発の爆発により警戒地域となり、さらに交通の麻痺、ガソリン補充不可能で自宅に戻れなくなった。

当然、ワンちゃんは独りぼっち。不安に押しつぶされてはいないだろうか。

その飼い主様からの電話だった。

『犬は飲まず食わずで何日生きられますか?』と。

突然の衝撃的な質問に一瞬絶句。

大きな落胆を与えず、しかし現実も理解して頂かなくてはならず・・言葉選びには慎重だった。

たぶん内容としては『10日目が境だろう。水が飲めないでいると腎臓がダメージ食らうから危険度が増す。何週間も生存していたケースもあるからあきらめないで。』のようなことを話しただろう。

飼い主様は某テレビ局に直接電話で訴えたようだが、あまり真剣には取り扱ってもらえそうになかったと。

福島県獣医師会も避難所や家に置き去りにされた動物たちをどうするか検討中のようだった。

しかしフードやら何やら足りないらしいweep

そう、先生方も被災者sweat02なのだ。

一獣医師に何ができるのかわからないが、とりあえず何社か報道関係に訴えを送ってみたが、何の反応もない。

ウズウズする日々。

 

3月21日

先の飼い主様から再度電話が入る。

出るのがちょっと怖い。悪い知らせか?いい知らせか?

『せんせ~sign03dog生きてたよ~sign03dog尻尾振ってたってぇsign03』喜びの報告が飛んできた。

電話を通じお互い喜んだhappy02

ご家族がツイッターを利用し呼びかけたところ、アクセスしてくれた方がご近所の方(このお家も大型犬を置いてきた)だったそうで、eye見に行ってくださったとのこと。

自分の出したリミットに不安を感じていたが、少し気が楽になった。

飼い主様もがんばって帰ってみるだろうが、『再度避難生活を強いられるようであれば、その時はワンちゃんを連れておいでね、待ってるからねheart04』とお伝えした。

私にはそのくらいしかしてあげられないのかも。

ただこのような方々は大勢いらっしゃることだろう。

昨日のニュースで保護団体が活動開始してくれたことを知り happy01胸をなでおろした(人任せという意味ではないsweat02)。

ガンバレ動物たちsign03 ガンバレ被災地の皆様sign03

 

 


春雪

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昨日は、雪snowがよく降りました。

でも早めに止んでくれたおかげで今朝の通勤trainrvcarには影響が出ず、よかったですね。

 3月に雪?何で?と思われた方多いですよね。

院長が馬術の試合に出ていた頃は、3月の試合が雪でつぶれる事がよくありました。

そんな時先生に『今なら馬から落ちても痛くないから障碍飛んでくればぁ』と馬鹿にされた事を思い出しましたcoldsweats01

ニュースでも今月中はまだ寒い日・雪の日の可能性があると言ってました。

皆様も体調管理には十分気をつけてくださいね。

子供の風邪をもらってしまった院長Tommyでした。


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