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ブログ 診察室: 2012年10月アーカイブ
重症高齢ネコちゃん
17日夜間救急で電話が入った
『夕方から嘔吐している』とのことでご来院
かなり衰弱している
徐々に痩せてきたとのこと(1.6kg)で、元々は5~6kgあったはずと。
さらに重度の脱水状態
血検で肝・腎↑↑、白血球↑、その他脱水による各症状
検査結果出るまでの間に皮下補液を。
結果から(あまりにも状態悪くあれこれ手出しできないので最低限)、胆管肝炎・慢性腎不全・ストレス性高血糖・・・
入院・点滴・処置・監視などで一睡もしなかった。我ながらすごい
18日朝 7時頃からさらに容態悪化で、オーナー様の希望を重視しご自宅へ連れ帰られました。
やせてきたのは徐々だったようですが、こんな急激にガクッと来るものなのかと落ち込まれていました。
もう一匹老ネコちゃん点滴しながら強制給餌中の子が明日まで入院しています。
土日はおうちでお母さんに給餌してもらいます。
このオーナー様も健康診断など病院に行くという重要性を痛感したとおっしゃっていました。
今マリーナはホスピス?状態ですが、生きようとする動物達・もう少し何かしてやりたいというオーナー様のお気持ちを考えると、必要なことなんでしょう。
どんなにお星様になった子を見送っても、慣れないし慣れたくないし・・・いつも葛藤し続けです。
うちの 5匹もいつかは・・・
寂しいけれど、そう思っても仕方の無いことですから、いっぱい関わってあげよう
ワンコもニャンコも私も 楽しかったねっていう思い出をいっぱいつくる
こんなことを考えながら、17~19日深夜まで50時間起き続けていた院長です。
2012年10月19日 10:58
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