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ブログ 診察室: 2011年2月アーカイブ
尿石 2 尿酸塩
オスのチワワ/ダルさ・嘔吐/排尿困難で来院された症例
ダルメシアンに好発する尿石症
カテーテルを入れ導尿・膀胱洗浄を行い、専用のお薬(1/3量)を開始
尿Phが酸性から急激にアルカリに傾き今度はストルバイトが出現
肝門脈シャントという疾患が潜んでいないか血液検査を外注するも問題なくホッとする。
その後、微妙なPhの変化で結晶が出やすいので、尿酸塩用の処方食(u/d)とストルバイト用の処方食(c/d)を尿検査を繰り返しながら 飼い主様のご協力の元、配合量を調整し今に至る。
現在はとても落ち着き良好。
2011年2月26日 00:00
尿石 1 ストルバイト
メスのワンちゃん/他院にて1年近く膀胱炎治療/尿石を併発した症例
来院時、頻繁に排尿姿勢をとる(残尿感)も膀胱内に尿は無く(出切ってしまった為)、レントゲン上で結石のみが確認された。また来院日の朝には排尿と共に小さな結石が排出された。
後日膀胱切開にて結石を摘出し膀胱内・尿管内の洗浄を行う予定。
ここで注意点:手術にて一度膀胱内をクリアにするも、体質により再発傾向が見られるであろう。
そこで術後も食事管理(長期的)と定期的な尿検査は必要となる。
2年前に1cm大の結石3個を取り出したワンちゃんは1年間はこまめにチェックし、その後は落ち着いている症例もある。
2011年2月25日 00:00
危機一髪!?
昨日来院された猫ちゃん。
先月も少々調子悪くて入院した子。
しばらく元気だったのに、食欲がなくなりましたという事で来院しました。
食欲無い以外に、排尿無い!との事。
今回は詳しく検査をしようということで触診・血液検査・レントゲン・エコー検査をしました。
ひゃ~死んじゃう~
膀胱はパンパンに腫れカチコチ、破裂寸前
尿道にカテーテル(*1)を入れたくても尿管壁まで肥厚して入らず。
緊急処置で腹部の毛刈り・消毒を施し、腹部から膀胱へ針を刺し(膀胱穿刺)2/3程抜きました。
点滴をゆっくり流しておく。
膀胱内に結石は無いが採尿したものには僅かに細砂状の結晶が。
でもこれが詰まっていたようには思えない。
というのも、尿カテーテル挿入をトライした時に詰まったところで洗浄を繰り返しながら解除を図ったもののその際の排出物には結晶はほぼ見られない状況だったから。
んんん・・・。
そんなことは後で考えよう、早く排尿できるよう設置しない限り点滴もスピードアップできないんだから。
後輩獣医師を呼び出し、2人でどうにか設置完了!!(駆けつけてくれた後輩君に感謝)
1日来院が遅かったらと考えると悲しい結果に・・・。
第一段階命拾いした!!(まだまだ気は抜けない)
が、この後このネコちゃんがカテーテルを抜いてしまったら・・・また危機が訪れる。
祈りつつ一晩、排尿状況・点滴がストップしないか・回復状態にあるかなどなど監視。
昨日1日ごはんも喉に通らないほど苦しい状態だったので朝はモリモリ食べてくれました(ホッ)。
明日の腎機能検査、数値が下がっている事を期待。
今後、膀胱壁の肥厚・尿管の肥厚が治まらなかったら、会陰尿道瘻術(*2)を行わなければならない。
どこまで回復できるかがオペに移行するか左右されるところ、この子の若さ(免疫活性力や回復力)にかけてみたい。
預かったいじょう元気に帰してあげたい。そうしなければいけないと思っています。
猫ちゃん・獣医・スタッフ全員での戦いに勝ちたい
(*1)陰部の尿道口から膀胱に向け逆行性にチューブを設置し、その管を通して排尿させる
(*2)オスの細い尿管が詰まってしまいスムースな排尿をさせる為に尿管の少し太い部分まで周囲組織を分離して行き、尿管上面を切り開いて周囲組織とつなぎ、メスのような太短の尿管を作り肛門下方に設置する
2011年2月23日 16:00
交通事故ニャンコのその後
こんにちは
花粉症の季節ですが いかがお過ごしですか?
院長Tommyは、薬を飲んでも効かない日があります。
さてさて、
昨年10月終わりに急患で運ばれてきた猫ちゃん。
舌下は腫れあがり顔も出血と腫れで、それはそれはむごい状態でした。
保護搬送して下さった方のご協力で処置・治療・手術を受ける事ができました。
何度もの麻酔に耐えてくれたニャンコちゃん。
鼻から胃にチューブを設置してご飯を食べさせていたのが懐かしいです。
もう口から食べれるよと自分で外しましたっけ・・。
あちらこちらにチラシをまきましたが、いまだに飼い主様は見つからず・・・。
でも今ではマリーナのワンコ達&ニャンコと仲良く?(一番威張っているかも)生活しています。
あまり物をかじる事は出来ないようで、ドライフードは丸飲みで吐いてしまう為にペーストフードをモリモリ食べております。うんうん。
すっごい甘え上手な子です。
かわいいにゃん。
2011年2月20日 16:36
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