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避難者からの・・・


2011/03/22 15:45

3月18日 マリーナに、ある電話が入った。福島から避難された飼い主様からだった。

 

3月11日

午前中にお散歩を終えいつもと変わらず犬を庭にリードで繋ぎ、水とフードを置いて出かけられた。

その後大地震が・・・。

原発の爆発により警戒地域となり、さらに交通の麻痺、ガソリン補充不可能で自宅に戻れなくなった。

当然、ワンちゃんは独りぼっち。不安に押しつぶされてはいないだろうか。

その飼い主様からの電話だった。

『犬は飲まず食わずで何日生きられますか?』と。

突然の衝撃的な質問に一瞬絶句。

大きな落胆を与えず、しかし現実も理解して頂かなくてはならず・・言葉選びには慎重だった。

たぶん内容としては『10日目が境だろう。水が飲めないでいると腎臓がダメージ食らうから危険度が増す。何週間も生存していたケースもあるからあきらめないで。』のようなことを話しただろう。

飼い主様は某テレビ局に直接電話で訴えたようだが、あまり真剣には取り扱ってもらえそうになかったと。

福島県獣医師会も避難所や家に置き去りにされた動物たちをどうするか検討中のようだった。

しかしフードやら何やら足りないらしい画像。

そう、先生方も被災者画像なのだ。

一獣医師に何ができるのかわからないが、とりあえず何社か報道関係に訴えを送ってみたが、何の反応もない。

ウズウズする日々。

 

3月21日

先の飼い主様から再度電話が入る。

出るのがちょっと怖い。悪い知らせか?いい知らせか?

『せんせ~画像画像生きてたよ~画像画像尻尾振ってたってぇ画像』喜びの報告が飛んできた。

電話を通じお互い喜んだ画像

ご家族がツイッターを利用し呼びかけたところ、アクセスしてくれた方がご近所の方(このお家も大型犬を置いてきた)だったそうで、画像見に行ってくださったとのこと。

自分の出したリミットに不安を感じていたが、少し気が楽になった。

飼い主様もがんばって帰ってみるだろうが、『再度避難生活を強いられるようであれば、その時はワンちゃんを連れておいでね、待ってるからね画像』とお伝えした。

私にはそのくらいしかしてあげられないのかも。

ただこのような方々は大勢いらっしゃることだろう。

昨日のニュースで保護団体が活動開始してくれたことを知り 画像胸をなでおろした(人任せという意味ではない画像)。

ガンバレ動物たち画像 ガンバレ被災地の皆様画像

 

 




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